オマージュとかパクリとか言われている作品を比較検証してみました。
ナルト・ブリーチ・うずまき・ヒロアカになります。
言われているほど本当に似ているのか?など作者の発言と共に見ていこうと思います。
呪術廻戦✖ナルト
呪術廻戦とナルトはよく似ていると言われています。
具体的には
呪術廻戦とナルトは宿儺と九尾と言う主人公が、強大な力を体に封印している。
3人1組で男2人女1の構成がナルトの構成と似ている。
うちわカカシと五条悟のキャラデザインが似ている。
など多数ありますが、解説していきます。
ナルト各品紹介
落ちこぼれ忍者うずまきナルトが忍者として成長していく物語です。
多種多様な忍術と仲間達との単行本72巻に渡る大冒険です。
伏線が多く、伏線の回収時のキャラの隠された想いを知った時、
NARUTOという作品がより好きになります。
呪術廻戦とナルト比較
1 ナルトの九尾(九喇嘛)呪術廻戦の宿儺
2 3人1組の構図が似ている
3 カカシ先生と五条のデザイン類似について
以上の3点を比較検証していきます。
1 ナルトの九尾(九喇嘛)呪術廻戦の宿儺
九尾と宿儺に関しては完全にパクってます。
なぜなら、呪術廻戦の公式ファンブックで
「ナルトの九尾のアプローチを、自分ならどうするか普段から考えていて【絶対に相入れない者】でやったら面白いんじゃないかと思ってできたのが宿儺です。」
と語っているナルトの九尾ありきで、宿儺は生まれ事になり、パクリ認定できます。
呪術廻戦の虎杖と宿儺の関係は、虎杖の体から出られないので、渋々協力していて別人格になるから、危険度が高すぎます。そして、お互いがお互いを利用しているので、これから協力に向かうのか、敵対すのかは今後の物語に注目です。
ナルトと九尾は、作品初期は感情の昂りで、ナルトのチャクラに九尾のチャクラが加わり、傷の治癒と身体能力が向上しました。
波の国編のナルト、サスケVS白では、サスケが死んだと思い九尾のチャクラが漏れ出していました。
その後は同じように九尾が出てきますが、暴走すると大蛇丸に封印されたり、大和に封印されたりしながら、最終的には九尾の九喇嘛と心を併せて協力するようになります。
呪術廻戦もナルトのように共闘する日が来るか楽しみです。
このテーマは完全にパクってます
ただ、ナルトの九尾の着想は「うしおととら」説があります。
その為、パクリ認定するとナルトのパクリ認定にもなってしまいます。
2、3人1組の構図が似ている
ナルトの3人1組のナルト、サスケ、サクラと、呪術廻戦の虎杖、伏黒、釘崎の組み合わせが似ている。
ナルトが基礎となっている事は、冒頭でお伝えしました。
3人1組に関しては、ワールドトリガーやSKET DANCE、古くは忍たまやエヴァなど3人1組のチームで、行動する作品は、多数存在する為、、パクリ認定が難しいです。
キャラクターについては
サクラと釘崎の性格についても触れている記事がありましたが、
サクラと釘崎の凶暴性について、似ていると言われていましたが、
さくらは、パワー系の技が多いですが、泣くシーンが多く常に誰かの心配をしています。
カカシ先生に対しても常に敬語で話しかけ、最後の敵大筒木カグヤを倒した後に、写輪眼を使いすぎてフラフラのカカシ先生を支え、目上の人への敬意や優しさを感じるシーンが多いです。
一方、釘崎は物事をはっきり発言していて、作中に泣いた(目に涙を溜めた)のは、1度のみです。
宿儺の策略で死んだとされていた虎杖は、五条の悪ふざけで、サプライズで伏黒と釘崎に生還報告をします。
それを見た釘崎は悔しそうな表情と目には涙が溜まっているシーンがあります。それのみです。
五条(先生)に対しては、「五条」と呼ぶなど尊敬してない年上には、「アンタ」や呼び捨てで呼ぶ事もある。
内面も強い女性キャラなのでサクラとははっきり違います。
さらに呪術廻戦は、おしとやかな女性キャラは芥見先生が苦手な為、出てきません。
その為、釘崎とサクラは全く違うキャラといえます。
カカシ先生と五条のデザイン類似について
これは全く違います。
「五条悟のデザインはカカシでなく中忍試験の包帯グルグル巻きの試験管」をオマージュしており
五条の発言や言い回しは、DRAGON BALL Zのべジーターをイメージしている為、キャラデザインモチーフはカカシではありません。
キャラのパクリは確定していますが、ナルトの岸本先生に直接言って「そんなやついたっけ?」と言われています。
ナルトに関しては作者同士の公認なので問題はなさそうです。
また芥見先生は「ナルトはアクションの構成の原点」と発言している事からナルトに対するリスペクトが伺えます。
呪術廻戦✖ブリーチ
呪術廻戦とブリーチのキャラクターが似ているについて、
誤解50%確信犯50%の割合です
ブリーチ作品紹介
高校生の黒崎一護は死神のルキアと出会い、死神代行として様々な事件に巻き込まれて行く。
キャラ関係のパクリと誤解について
こちらはパクリ確定と誤解が入り混じっています。
東堂は、パクリで更木剣八的キャラにしようとした。と発言しています。
また、楽厳寺学長は公式ガイドのQ &Aで
「Qキャラクターデザインについて教えてください。」
「Aネテロ会長と山本総隊長の間で揺れ動いた結果。」
山本総隊長が入っている事を明かしています。
このように参考にしたキャラデザインについては、公言しています。
その為、呪術の栗坂とブリーチの兵主部がそっくりでパクっていると言われていますが誤解です
栗坂のキャラデザインは逆さ絵がモチーフと語っています。
更木や山本総隊長についてオマージュしている事をはっきり明言しているのに
何故、兵主部に似ている栗坂は逆さ絵と答えているのか、
それは芥見先生の潜在意識にブリーチが刻み込まれているからです。
芥見先生が漫画家を意識したきっかけ
芥見先生は小学校時代にジャンプで見たブリーチがきっかけで漫画家を意識しました。
つまり、呪術廻戦は潜在的にブリーチをパクっています。
意図的にパクっているのは、呪術廻戦の1巻第1話です。
「叩き台はブリーチの1話です」と発言していました。
それと合わせてブリーチを目指して漫画家に成れるのは久保先生の才能だと尊敬する発言もしていましたので、リスペクト公認のナチュラルパクリです。
呪術廻戦✖うずまき
伊藤潤二先生の「うずまき」に出てくる絵と呪術廻戦の渋谷事変で、偽夏油が京都校の三輪達に放った「うずまき」が酷似している。(0巻で夏油が、乙骨に放ったうずまきとは別です。)
この件は、オマージュについて認めて作画を若干変更しています。
ただ、伊藤先生作品はオマージュ化している作品が多く、ハンターハンター、チェーンソーマン、ジョジョなど数多くの作品に伊藤先生のオマージュが登場する。
呪術廻戦✖ヒロアカ
呪術廻戦のストーリー構成がヒロアカに似ていると言う声がありますが、これは否定できます。
構成をパクっていたら、ヒロアカに迷惑がかかり、険悪になります。
しかし、芥見先生がヒロアカのコミックの帯、堀越先生が呪術廻戦の帯を書いている為、関係は良好だと思われます。
その為、ストーリー構成パクリは否定します。
ただ、「ヒロアカに関するインタビュー番組を見て山場を事前に用意いておく事の大切さを学びました。」
芥見先生の発言から、ストーリーの作り方のお手本にしている可能性が高いです。
まとめ 感想
今回は、ナルト、ブリーチなどの作品が出てきましたが、公式でパクリ発言をしていますので、パクリと認めるしかないと思いました。
しかし、パクリ部分ははっきり公言していて作者同士の交流がある事や他有名作品もオマージュが多い為、容認する文化だと考えられます。
パクリやオマージュは漫画の一つの文化です。
作品のオマージュを流派と喩えたら、他の作品と似ている所も愛おしく見えるのではないでしょうか。
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